ダイレクトボンディングについて


【2021年7月15日 9:21 PM更新】


○初診またはダイレクトボンディングの希望があった日に行うこと

 

・ダイレクトボンディングの適応であるか診断する

→矯正治療の提案、修復範囲が大きいときはセラミッククラウン、ラミネートベニア等も提案する

・注意事項の説明
1.メインテナンスの必要性
(清掃性が悪くなり、歯肉が腫れやすいので定期的なメインテナンスが必須)
2.欠けたり着色する可能性があること

・パノラマまたはデンタル撮影

・歯周病検査、スケーリング

・口腔内写真撮影(正面観で全体が写るもの1枚、拡大して1枚撮影)

・CRにて仮充填
あくまで仮充填なので、エッチングなど前処理材は必要ない。

充填後、確認が終わったら手用スケーラーで除去する。

・上下のアルジネート印象を行う
→ワックスアップを行いシリコンパテを作るため

 

○技工サイドでの注意点

・唇側→歯冠の幅径を狭く見せるため、近心隅角の最大豊隆部を遠心寄りに設定する
・舌側→清掃性が悪くなるので歯頚部はなるべくワックスを盛らないこと
・シリコンパテはバイト用のシリコンにて製作し、メスにて形態修正を行う

○治療当日の流れ

・手用スケーラーにて歯石除去
・自費用のレジンにて充填
・形態修正、研磨
(研磨のバーはグレー→グリーン→ピンクの順で使用、

コンタクトなど細かいところにはディスク形態のバーを使用しても良い)
・術後に口腔内写真撮影

 

歯科医師 求人募集要項(週休3日制、年間休日170日以上)

 





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