【2026年6月14日 12:29 AM更新】

まずは動画を順番に見ながら考えてみてください
このページの内容は、知識として読むだけではもったいないものです。
「自分なら、この患者さんに何をどう伝えるか」
「自分の医院なら、どこから変えられるか」
「今日の診療で、誰を次のメインテナンスにつなげられるか」
そんな目線で見ていただくと、明日からの診療が変わります。
以下の動画では、イントロダクションから準備、3つの鉄則、新患を集める前にやるべきこと、そしてリコール率90%を目指すための転換点まで、順を追って整理されています。
ぜひ最初の動画からご覧ください。
1. なぜ若い勤務医ほど、リコール率を意識すべきなのか
要点
- 若いうちは手技やスピードに意識が向きやすい
- しかし、治療だけでは患者さんは定着しない
- 「痛くなったら来る患者さん」を診続けるだけでは、診療の手応えが積み上がらない
- 若いうちに継続通院の考え方を持てるかどうかで、将来の成長曲線が変わる
- リコール率の話は経営論ではなく、信頼される歯科医師になるための土台である

動画1 イントロダクション
2. リコール率とは何か——ただの数字でなく、信頼関係を映す指標
要点
- リコール率はメインテナンス達成率を具体的に表す数値
- 数字を見れば、医院でどれだけ予防が定着しているかが見える
- リコール率が高まると、予防患者が減りにくくなり、予約も安定しやすくなる
- 院長だけでなく勤務医にとっても、診療の質を見直す材料になる
- 感覚ではなく、数字で現実を見ることが改善の出発点

動画2 準備(1)
3. まず最初にやるべきことは、「正しく測る」こと
要点
- リコール率は、なんとなく把握していても意味がない
- 分母は「メインテナンスが必要と診断した全員」
- 分子は「実際に来院した人数」
- 希望者だけ、はがきを送った人だけ、では実態が見えない
- まず3か月分を正確に把握してから改善に入る

動画3 準備(2)
4. 継続通院は、技術だけでは期待できない
要点
- 良い治療をしただけで患者さんが通い続けるとは限らない
- 患者さんは、必要性を理解しなければ途中で離脱する
- 「治療が終わったから終わり」ではなく、その後どう守るかまで設計しないと続かない
- 勤務医の役割は処置だけでなく、次の行動につながる説明をすること
- 継続通院は偶然ではなく、仕組化で引き出す

動画4 3つの鉄則の概要
5. なぜ3か月以内のメインテナンスが重要なのか
要点
- 3か月以内にすることで、プラークや歯石が重くなる前に介入しやすい
- 症状が大きく出る前にコントロールしやすくなる
- 接触頻度が増えることで、患者さんにとって医院が“遠い存在”ではなくなる
- 半年ごとよりも、通うことが習慣化しやすい
- 「来るのが特別」ではなく「来るのが普通」に変わる

動画5 新患を集める前にリコール率を上げておく
6. 患者さんが通い続けない本当の理由は、「説明が伝わっていない」から
要点
- 歯科医院は患者さんにとって非日常の空間
- ユニット上での説明は、緊張や不安で記憶に残りにくい
- 説明したつもりでも、実際には理解されていないことが多い
- 継続通院には、「なぜ必要か」が腹落ちする説明が必要
- 若い勤務医ほど、処置の説明だけで終わらない姿勢が重要

動画6 鉄則1.の意義と実践
7. 若い勤務医が身につけるべきなのは、「患者さんに届く伝え方」
要点
- 難しい言葉ではなく、患者さんが日常で理解できる言葉で伝える
- リスクを放置したらどうなるかを、遠回しでなくわかりやすく伝える
- 望ましい行動をはっきり示す
- 必要に応じて、書面やニュースレター、検査結果なども活用する
- 「説明した」ではなく、**「相手の行動が変わるまでが説明」**という視点を持つ
動画7 鉄則2.の意義
8. 新患を集める前に、なぜ既存患者さんの継続率を上げるべきなのか
要点
- 既存患者さんのほうが、すでに信頼関係がある分、取り組みやすい
- コストも低く、成果につながりやすい
- 継続通院の仕組みが弱いまま新患を増やしても、結局は離脱が増える
- まず“穴の空いたバケツ”を塞ぐことが先
- 若手勤務医も、集患の話の前に定着の仕組みを理解しておくべき
動画8 鉄則2.の実践例
9. リコール率80%から90%へ進むために必要な発想の転換
要点
- 連絡して呼び戻すだけでは限界がある
- 最終的には、患者さん自身が自分の健康を管理できる状態を作る必要がある
- 診療後にその場で次回予約を決めることが大きな転換点
- 「時期が来たらお知らせする」から、「次の来院が決まっている」へ変える
- ここまで行くと、患者さんの行動が受け身から主体的に変わる
動画9 リコール率90%を達成するための転換点(まとめ)
10. 通い続けていただける医院をつくるのは、毎日の小さな積み重ね
要点
- 特別な才能が必要なわけではない
- 毎回の説明、次回予約、リスクの共有、その一つひとつが積み上がる
- 勤務医のうちからこの感覚を持つ先生は、将来かなり強い
- 患者さんにとっても、医院にとっても、歯科医師自身にとっても、継続通院は大きな価値がある
- 「治療する人」から「守る人」へ変わることが、本当の成長
動画10 【松田歯科医院の歩み】
動画11 「なぜ日本人には予防が必要なのか?」
最後に
若い勤務医の先生へ。
悪くなってから処置するのは手遅れです。
本当に価値があるのは、悪くなる前に守ることです。
患者さんが「また痛くなったら来ます」で終わるのか、
「先生に言われた通り、ちゃんと通っています」に変わるのか。
その分かれ目を作るのは、先生の日々の診療です。
このページが、患者さんの健康を守る診療へ一歩踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
前へ:勤務医のうちに学びたい「通い続けていただける歯科医院」の作り方
次へ:歯科医院の開業で相談を受けました
【予防歯科経営】の関連記事
2026年6月7日
勤務医のうちに学びたい「通い続けていただける歯科医院」の作り方2026年5月31日
患者さんに感謝を届ける歯科医院のお礼状(実例あり)2026年5月16日
歯科医師 求人募集要項(週休2.5日、17:00で終業)新着記事
アーカイブ


